ASHOKAは、1980年以来、数時間に及ぶ対面のインタビューを通してASHOKA基準のソーシャル・アントレプレナー (Ashoka Fellow)を選出してきました。しかし、2020年2月にコロナ感染が広がり始め、国から国への移動が困難になったため、42年間継続してきたAshoka Fellow選考プロセスの中断を余儀なくされています。
この状況に鑑みて、 新たに「Special Relationship Innovator(スペシャルリレーションシップイノヴェーター)」というステータスが2020年に設けられました。 このステータスは、(対面ではなく)ヴァーチャルのインタビューで、ASHOKA基準のイノヴェーターを選出するというものです。国と国の間の行き来が可能になった時に、対面のインタビューを行い、アショカ・フェローとしての最終的承認を決定します。
去る8月末に行われたこの選考プロセスで、渡辺周(わたなべまこと)氏が選出されたことを皆さまにご報告いたします。メディアの不透明性は日本社会の構造の一部となって久しく、世界的にも周知されています。が、昨年から続く私たちの命が直接関わる状況下で、 ますます自分ごとになってきました。
渡辺氏は国民の一人ひとりが市民ジャーナリストとなり、真実を見つけるマインドセットとスキルを備えた社会を創ることを目指しています。
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