ユースベンチャーとは アショカ・ユースベンチャーは、「これはおかしいんじゃないか」という違和感・気づきを行動に移し、何かを変えようとする若者チェンジメーカーを支援する取り組みです。私たちは、「自分の心で感じた気づきから、世の中のおかしいことを解決するアイデアを自分の頭で考え、リスクを恐れず行動する」人間を育成するため、全国でその芽を持つ12歳〜20歳の若者を探しています。 ユースベンチャーについて詳しく知る ユースベンチャーに応募する 21世紀を生き抜くために欠かせない 「チェンジメーカー・スキル」 を培うための20才以下の若者対象の取り組み。 それが、YOUTH VENTURE ユースベンチャーです。 ユースベンチャーとは? 「これはおかしいんじゃないか」という違和感や気づきを元に、自らの解決策を考え、行動によって変化を起こす12〜20歳を対象に、アショカ独自の基準で「ユースベンチャラー」と認定し、失敗を恐れず自由にチャレンジできる1年間の "実験の場" を提供しています。 同じような熱量を持って行動している同年代のコミュニティに入ったり、一流の社会起業家(アショカ・フェロー)との直接対話の場などを得ることができます。大人によるアドバイスや評価付けは一切なく、メンター制度もありません。自己内省と他のユースベンチャラーたちとの対話の中から、自分の中の答えを探して進んでいきます。また、活動経費に対して最大7万円のシードマネーを提供します。 なぜ日本にユースベンチャーが必要なのか? 暗記力、読解力、計算力は、受験や就職における優秀度を測る基準としてこれまで長きにわたり定着していました。しかし、この3つの能力の一部を人工知能がとって替わり、急激な変化を伴う先が読みにくい現代においては、これらの能力だけでは不足であるという理解が急速に広がっています。 それでは、今求められている能力とは何か? 変化をいち早く察知し、何が必要かを判断し、実際の行動に移す能力、つまりチェンジメーカー・スキルがその答えであるというのが私たちの見解です。そして10代の若者にチェンジメーキングを練習する環境を1年間提供する取り組みがユースベンチャーです。 人々が「チェンジメーカー・スキル」の重要性に気づいていない20年前に生まれたこのアイデアは、当時はほとんど支持されませんでした。しかし、ようやく時代が追いつき、世界中でこれまで の価値観の枠組みが壊れかけているここ数年で、新しい時代に必要とされる能力として世界中で注目されるようになったのです。 日本では、不登校や引きこもりの若者が増え続ける現実を目の前にしても、いまだにリスクをとることを奨励せず、従来のマインドセットに裏打ちされた教育が一般的です。日本の現状に危機を感じる私たちは、組織や国の成功度はチェンジメーカーの数に比例するという歴史的事実を掲げて「ユースベンチャー」を日本に浸透させるべく邁進しています。 ユースベンチャーのアイデアはどこから? アショカ・フェローを選出していく過程で、20 年ほど前にある発見がありました。それは 「アショカ・フェローの約 80%が、10 代の頃、何かしらの変化を生み出した経験がある」 という発見です。そして、彼らの周りにいた保護者などの大人が、彼らのごく小さなチェン ジメーキングの試みを、批判せず、邪魔せず、温かく見守っていたということです。 この発見が、アショカが若者のチェンジメーカーとしての潜在的な可能性に目を向ける姿勢を促しました。「もはや、数百万人に一人の割で見つかるアショカ・フェローのネットワー クを築くだけでは、時代の変化に追いついていけない」という認識から、2010 年前後よ り、アショカは、若者を対象とする取り組みをスタートしました。 日本では、2011年の創立の前年からYOUTH VENTUREのテストを始め、2012年から本格的に進めています。「YOUTH VENTURE」とは、インドの詩人・教育者タゴールの言葉 「Youth venture, but adults ponder」からの引用です。 「若い時は思ったら行動してしまっている、だから恐らく失敗する、それが若さというものだ。しかし、大人になって社会の縛りや自分の限界を知ってしまう(限界だと思い込む)と行動が鈍くなってしまう」という意味です。特に日本では「世間」という目に見えないものに評価されたり罰せられたりするので、行動も鈍くなりがちです。「若さ故の向こう見ず」という強さ(アショカの定義では、弱さではなく強みなのです)を試すことが許される環境が「アショカ・ユースベンチャ ー」という取り組みです。 私たちの住む社会では「若さ故の向こう見ず」が受け入れられていないように思います。若く経験が少ないからモノを知らないのは、当たり前のことです。若いうちに、本やクラスルームからは学べない、体験だけからしか捉えることのできない深い学習(心に刻まれる学び)をする環境が必要なのです。 それなのに、特に日本では、目に見える規制と目に見えない「世間」という縛りが、若者を萎縮させるような空気をつくっています。若い頃から「こういうものなんだ」という「常識」に疑問を持たず、「そんなことできるわけないじゃないか!」という周りからの無言の圧力に惑わされることは危険です。 アショカ・ユースベンチャーは、「これはちょっとおかしいのではないか?」という声を自身の心の奥に聞いた若者のためにデザインされた一年間の環境です。「これ、おかしいんじゃないか 」という心の奥に聞こえた声は、最初は微かかも知れません。しかし、その微かな声に真摯に向かい合うか合わないかでは、数十年後の人生は天と地ほどに違ってきます。 アショカ・ユースベンチャーの一年の期間は、全く自由な“実験の場” です。大人からの評価や助言や、「こうやってみたら?」という提案もない、全てを自分で考え、仲間と意見を交換し、躓き前進する酸素いっぱいの一年です。 2010年~2011年のパイロットでの学びの上に、2012年夏以来、約500人の候補者から、 165人がスクリーニングを通り審査パネルに出場。そのうち、112人が選出され、 ユースベ ンチャラー(Youth Venturers)として、活動を続けています。 ですが、「やりたい放題」のユースベンチャーには、守らなくてはならない鉄則があります。それは「エンパシー」と「レジリエンス」です。つまり、「自分の心を他者の心に重ね、その人の感じていることを理解する意識的努力」というアショカが21世紀リーダーに求める第一の能力を重要視しています。また同時に、失敗は成長の糧として受け入れ、 躓いたら起き上がり前進する力も私たちは祝福します。 Youth Venture in Korea Storytellers of Syria Youth Venture in Maryland School District
ユースベンチャーとは アショカ・ユースベンチャーは、「これはおかしいんじゃないか」という違和感・気づきを行動に移し、何かを変えようとする若者チェンジメーカーを支援する取り組みです。私たちは、「自分の心で感じた気づきから、世の中のおかしいことを解決するアイデアを自分の頭で考え、リスクを恐れず行動する」人間を育成するため、全国でその芽を持つ12歳〜20歳の若者を探しています。 ユースベンチャーについて詳しく知る ユースベンチャーに応募する 21世紀を生き抜くために欠かせない 「チェンジメーカー・スキル」 を培うための20才以下の若者対象の取り組み。 それが、YOUTH VENTURE ユースベンチャーです。 ユースベンチャーとは? 「これはおかしいんじゃないか」という違和感や気づきを元に、自らの解決策を考え、行動によって変化を起こす12〜20歳を対象に、アショカ独自の基準で「ユースベンチャラー」と認定し、失敗を恐れず自由にチャレンジできる1年間の "実験の場" を提供しています。 同じような熱量を持って行動している同年代のコミュニティに入ったり、一流の社会起業家(アショカ・フェロー)との直接対話の場などを得ることができます。大人によるアドバイスや評価付けは一切なく、メンター制度もありません。自己内省と他のユースベンチャラーたちとの対話の中から、自分の中の答えを探して進んでいきます。また、活動経費に対して最大7万円のシードマネーを提供します。 なぜ日本にユースベンチャーが必要なのか? 暗記力、読解力、計算力は、受験や就職における優秀度を測る基準としてこれまで長きにわたり定着していました。しかし、この3つの能力の一部を人工知能がとって替わり、急激な変化を伴う先が読みにくい現代においては、これらの能力だけでは不足であるという理解が急速に広がっています。 それでは、今求められている能力とは何か? 変化をいち早く察知し、何が必要かを判断し、実際の行動に移す能力、つまりチェンジメーカー・スキルがその答えであるというのが私たちの見解です。そして10代の若者にチェンジメーキングを練習する環境を1年間提供する取り組みがユースベンチャーです。 人々が「チェンジメーカー・スキル」の重要性に気づいていない20年前に生まれたこのアイデアは、当時はほとんど支持されませんでした。しかし、ようやく時代が追いつき、世界中でこれまで の価値観の枠組みが壊れかけているここ数年で、新しい時代に必要とされる能力として世界中で注目されるようになったのです。 日本では、不登校や引きこもりの若者が増え続ける現実を目の前にしても、いまだにリスクをとることを奨励せず、従来のマインドセットに裏打ちされた教育が一般的です。日本の現状に危機を感じる私たちは、組織や国の成功度はチェンジメーカーの数に比例するという歴史的事実を掲げて「ユースベンチャー」を日本に浸透させるべく邁進しています。 ユースベンチャーのアイデアはどこから? アショカ・フェローを選出していく過程で、20 年ほど前にある発見がありました。それは 「アショカ・フェローの約 80%が、10 代の頃、何かしらの変化を生み出した経験がある」 という発見です。そして、彼らの周りにいた保護者などの大人が、彼らのごく小さなチェン ジメーキングの試みを、批判せず、邪魔せず、温かく見守っていたということです。 この発見が、アショカが若者のチェンジメーカーとしての潜在的な可能性に目を向ける姿勢を促しました。「もはや、数百万人に一人の割で見つかるアショカ・フェローのネットワー クを築くだけでは、時代の変化に追いついていけない」という認識から、2010 年前後よ り、アショカは、若者を対象とする取り組みをスタートしました。 日本では、2011年の創立の前年からYOUTH VENTUREのテストを始め、2012年から本格的に進めています。「YOUTH VENTURE」とは、インドの詩人・教育者タゴールの言葉 「Youth venture, but adults ponder」からの引用です。 「若い時は思ったら行動してしまっている、だから恐らく失敗する、それが若さというものだ。しかし、大人になって社会の縛りや自分の限界を知ってしまう(限界だと思い込む)と行動が鈍くなってしまう」という意味です。特に日本では「世間」という目に見えないものに評価されたり罰せられたりするので、行動も鈍くなりがちです。「若さ故の向こう見ず」という強さ(アショカの定義では、弱さではなく強みなのです)を試すことが許される環境が「アショカ・ユースベンチャ ー」という取り組みです。 私たちの住む社会では「若さ故の向こう見ず」が受け入れられていないように思います。若く経験が少ないからモノを知らないのは、当たり前のことです。若いうちに、本やクラスルームからは学べない、体験だけからしか捉えることのできない深い学習(心に刻まれる学び)をする環境が必要なのです。 それなのに、特に日本では、目に見える規制と目に見えない「世間」という縛りが、若者を萎縮させるような空気をつくっています。若い頃から「こういうものなんだ」という「常識」に疑問を持たず、「そんなことできるわけないじゃないか!」という周りからの無言の圧力に惑わされることは危険です。 アショカ・ユースベンチャーは、「これはちょっとおかしいのではないか?」という声を自身の心の奥に聞いた若者のためにデザインされた一年間の環境です。「これ、おかしいんじゃないか 」という心の奥に聞こえた声は、最初は微かかも知れません。しかし、その微かな声に真摯に向かい合うか合わないかでは、数十年後の人生は天と地ほどに違ってきます。 アショカ・ユースベンチャーの一年の期間は、全く自由な“実験の場” です。大人からの評価や助言や、「こうやってみたら?」という提案もない、全てを自分で考え、仲間と意見を交換し、躓き前進する酸素いっぱいの一年です。 2010年~2011年のパイロットでの学びの上に、2012年夏以来、約500人の候補者から、 165人がスクリーニングを通り審査パネルに出場。そのうち、112人が選出され、 ユースベ ンチャラー(Youth Venturers)として、活動を続けています。 ですが、「やりたい放題」のユースベンチャーには、守らなくてはならない鉄則があります。それは「エンパシー」と「レジリエンス」です。つまり、「自分の心を他者の心に重ね、その人の感じていることを理解する意識的努力」というアショカが21世紀リーダーに求める第一の能力を重要視しています。また同時に、失敗は成長の糧として受け入れ、 躓いたら起き上がり前進する力も私たちは祝福します。 Youth Venture in Korea Storytellers of Syria Youth Venture in Maryland School District